「さらば!男の悩み」診療日記
第38話 包茎手術 勝ち組への道 ~その4(包茎手術・シリコンボール画像あり)
10、手術への決意
私の症状は軽度なカントン包茎です。太って埋没して、嫌な思いをたくさんしてきました。自分は絶対ネガティブな人間ではないと思っていましたが、まさか包茎が元で心が折れるとは夢にも思いませんでした。坂道を転げ落ちるのは簡単で、気がつけば谷底の一番深くて狭い所で右往左往し、誰にも相談できず、地球上の不幸を全て背負たような情けない顔をしていました。私の額に深く刻まれたシワはネガティブになった心のためらい傷ではないでしょうか。
コンプレックスと言う魔法にかけられ、包茎という悪魔の呪文が私を襲い、イライラが過度なストレスとなり、今思えば職場や家庭を巻き込み、皆に迷惑をかけてしまいました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いよいよ我慢も限界です。
決意しました。
平成19年7月1日(日)午後16時30分、カントン包茎手術が始まりました。
11、包茎手術をお考えの方にアドバイス
1日に約10人位の患者さんと、お話させて頂いております。包茎でお悩みの理由は様々で年齢は10代から70代と、もはや昔で言う若者限定の治療ではありません。但し、患者さんにしてみれば包茎手術はあくまで未知のものなので、不安がいっぱいあると思います。仮性包茎や軽度のカントン包茎であれば、ご本人様が望まなければ無理に手術をする必要はないと思いますが、私のように不備に不備を重ね、最初のコンプレックスを抱いてから悶々とした3年間の様に、非常に無駄な時間を過ごすのは無意味です。手術を受けたい気持ちが手術に対しての不安を少しでも上回ったら即、治療をお勧めします。コンプレックスは時に肉体的変化、精神的苦痛をもたらします。私の家系にハゲは一人もいませんが、この3年間で見事に後退しました。(御来院の際、毛髪の後退具合をご確認下さい)いつも申しておりますが、患者さんのほとんどが、こんなにすぐ治療が終わるならもっと早くから手術を受ければよかったと、口をそろえます。又、お宅のクリニックに電話相談するまでに3年かかったと言う患者さんもいれば、来院するまでに5年かかったと言う患者さんもいます。お気持ちはよくわかります。
今一度、手術を受けたい気持ちが手術に対しての不安が少しでも上回ったら即、治療をお勧めします。
12、必ず御予約をお願いします
手術が短時間に終わるからと言って、全てを簡略化しベルトコンベアーのような流れ作業をするつもりはありません。一番時間がかかるのは、診察カウンセリングです。お電話で予約の後、御来院頂き手続きをし、お支払いをして即手術ではありません。
御予約された時間に御来院頂きましたら、個人スペースのある待合にてカルテの記入をして頂きます。お電話にてある程度お話は伺っておりますが、カウンセリングで全ての御相談の漏れがないよう、カルテ内の記載欄に○をして頂きます。
カルテ記入後、個室のカウンセリングルームにて診察カウンセリングを行います。
まず、健康診断の確認をしてから、診察させて頂きます。
包茎と言っても前項で申し上げた様に一人一人状態が違います。今の状態をしっかり確認し、ご説明致します。その後、手術についてご理解いただけるまで、しっかりご説明させて頂きます。当日手術が御希望であれば、即手続きをして手術にはいります。
診察カウンセリングで約30分から1時間かけじっくりお話しします。また、できるだけ患者さん同士、顔を合わせないように配慮致します。その為、診察カウンセリングだけでも、御来院の際は必ず御予約をお願いします。
13、カウンセリングルームから手術室へ
全ての手続きが終わったら手術室へ入ります。緊張していたら手術室に入る前に、お手洗いに行くのも一つです。ご希望であれば、コーヒー又は鳥龍茶をお出しします。カウンセリングルームから手術台までわすか、20歩の距離ですが、ある患者さんはこの移動が一番緊張するとおっしゃっていました。折角なんで初めての患者さんの気持ちで歩いてみましたが、なるほど手術室に向かうのは確かに少し緊張するのがわかりました。但し手術室の入り口には、赤いランプの点灯する手術中の表示灯はありませんし、金属でキーーーガシャンと音がして閉まるドアなどはありませんので、病院特有の緊迫感はないと思います。
ここでアドバイス。手術室への誘導は私が行いますが、もし極度に緊張するようなら、申し出て下さい。「心を込めて笑わせて差し上げます」といってもここまできたら緊張して振えてる患者さんは一人もいません。その前のカウンセリングルームで充分リラックスして頂きますから大丈夫です。
14、手術の準備
手術台に仰向けになって、いよいよ準備です。まず、ほんの少しだけ手術に余分な毛を剃ります。「げっ全部剃るんですか。」と驚く患者さんもいますが、本当にほんの少しだけです。
私の場合、陰毛の生えている範囲が広く、事務長から「お前の邪魔くさいから全部剃っちまえ。」と言われましたが、看護師に泣きつき事無きを得ました。その後、消毒をして清潔な布をかけて準備完了です。
ここでアドバイス。手術台まで笑顔だったのに、準備をする看護師の作業を見ながら
緊張と共に身体を硬直させる方がいます。これは致し方のない事ですが、私がそのまま付き添っておりますので、もし極度に緊張しているようなら、申し出て下さい。
「心を込めて笑わせて差し上げます」
院長が外廻りの看護師に手術器具は、「のこぎりと釘とカンナとホッチキスだ。」と私に聞こえるように、命じておりました。「ちょっ!ちょっとまって下さい」うろたえる私に室内は大爆笑でしたが、緊張をほぐそうとする院長の粋なはからいに感謝です。
これが3年間私をいじめ抜いた埋没陰茎です。まさにキューピーのチンチンですが、これがわずか数分で、見事に変身します。乞御期待。それにしてもこの写真、いつ見てもひどいですね・・・(涙)
亀頭を露出した状態です。平常時でも包皮に炎症があります。
包茎手術への道(5)は診療日記39話をご覧ください。
私の症状は軽度なカントン包茎です。太って埋没して、嫌な思いをたくさんしてきました。自分は絶対ネガティブな人間ではないと思っていましたが、まさか包茎が元で心が折れるとは夢にも思いませんでした。坂道を転げ落ちるのは簡単で、気がつけば谷底の一番深くて狭い所で右往左往し、誰にも相談できず、地球上の不幸を全て背負たような情けない顔をしていました。私の額に深く刻まれたシワはネガティブになった心のためらい傷ではないでしょうか。
コンプレックスと言う魔法にかけられ、包茎という悪魔の呪文が私を襲い、イライラが過度なストレスとなり、今思えば職場や家庭を巻き込み、皆に迷惑をかけてしまいました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いよいよ我慢も限界です。
決意しました。
平成19年7月1日(日)午後16時30分、カントン包茎手術が始まりました。
11、包茎手術をお考えの方にアドバイス
1日に約10人位の患者さんと、お話させて頂いております。包茎でお悩みの理由は様々で年齢は10代から70代と、もはや昔で言う若者限定の治療ではありません。但し、患者さんにしてみれば包茎手術はあくまで未知のものなので、不安がいっぱいあると思います。仮性包茎や軽度のカントン包茎であれば、ご本人様が望まなければ無理に手術をする必要はないと思いますが、私のように不備に不備を重ね、最初のコンプレックスを抱いてから悶々とした3年間の様に、非常に無駄な時間を過ごすのは無意味です。手術を受けたい気持ちが手術に対しての不安を少しでも上回ったら即、治療をお勧めします。コンプレックスは時に肉体的変化、精神的苦痛をもたらします。私の家系にハゲは一人もいませんが、この3年間で見事に後退しました。(御来院の際、毛髪の後退具合をご確認下さい)いつも申しておりますが、患者さんのほとんどが、こんなにすぐ治療が終わるならもっと早くから手術を受ければよかったと、口をそろえます。又、お宅のクリニックに電話相談するまでに3年かかったと言う患者さんもいれば、来院するまでに5年かかったと言う患者さんもいます。お気持ちはよくわかります。
今一度、手術を受けたい気持ちが手術に対しての不安が少しでも上回ったら即、治療をお勧めします。
12、必ず御予約をお願いします
手術が短時間に終わるからと言って、全てを簡略化しベルトコンベアーのような流れ作業をするつもりはありません。一番時間がかかるのは、診察カウンセリングです。お電話で予約の後、御来院頂き手続きをし、お支払いをして即手術ではありません。
御予約された時間に御来院頂きましたら、個人スペースのある待合にてカルテの記入をして頂きます。お電話にてある程度お話は伺っておりますが、カウンセリングで全ての御相談の漏れがないよう、カルテ内の記載欄に○をして頂きます。
カルテ記入後、個室のカウンセリングルームにて診察カウンセリングを行います。
まず、健康診断の確認をしてから、診察させて頂きます。
包茎と言っても前項で申し上げた様に一人一人状態が違います。今の状態をしっかり確認し、ご説明致します。その後、手術についてご理解いただけるまで、しっかりご説明させて頂きます。当日手術が御希望であれば、即手続きをして手術にはいります。
診察カウンセリングで約30分から1時間かけじっくりお話しします。また、できるだけ患者さん同士、顔を合わせないように配慮致します。その為、診察カウンセリングだけでも、御来院の際は必ず御予約をお願いします。
13、カウンセリングルームから手術室へ
全ての手続きが終わったら手術室へ入ります。緊張していたら手術室に入る前に、お手洗いに行くのも一つです。ご希望であれば、コーヒー又は鳥龍茶をお出しします。カウンセリングルームから手術台までわすか、20歩の距離ですが、ある患者さんはこの移動が一番緊張するとおっしゃっていました。折角なんで初めての患者さんの気持ちで歩いてみましたが、なるほど手術室に向かうのは確かに少し緊張するのがわかりました。但し手術室の入り口には、赤いランプの点灯する手術中の表示灯はありませんし、金属でキーーーガシャンと音がして閉まるドアなどはありませんので、病院特有の緊迫感はないと思います。
ここでアドバイス。手術室への誘導は私が行いますが、もし極度に緊張するようなら、申し出て下さい。「心を込めて笑わせて差し上げます」といってもここまできたら緊張して振えてる患者さんは一人もいません。その前のカウンセリングルームで充分リラックスして頂きますから大丈夫です。
14、手術の準備
手術台に仰向けになって、いよいよ準備です。まず、ほんの少しだけ手術に余分な毛を剃ります。「げっ全部剃るんですか。」と驚く患者さんもいますが、本当にほんの少しだけです。
私の場合、陰毛の生えている範囲が広く、事務長から「お前の邪魔くさいから全部剃っちまえ。」と言われましたが、看護師に泣きつき事無きを得ました。その後、消毒をして清潔な布をかけて準備完了です。
ここでアドバイス。手術台まで笑顔だったのに、準備をする看護師の作業を見ながら
緊張と共に身体を硬直させる方がいます。これは致し方のない事ですが、私がそのまま付き添っておりますので、もし極度に緊張しているようなら、申し出て下さい。
「心を込めて笑わせて差し上げます」
院長が外廻りの看護師に手術器具は、「のこぎりと釘とカンナとホッチキスだ。」と私に聞こえるように、命じておりました。「ちょっ!ちょっとまって下さい」うろたえる私に室内は大爆笑でしたが、緊張をほぐそうとする院長の粋なはからいに感謝です。
これが3年間私をいじめ抜いた埋没陰茎です。まさにキューピーのチンチンですが、これがわずか数分で、見事に変身します。乞御期待。それにしてもこの写真、いつ見てもひどいですね・・・(涙)
亀頭を露出した状態です。平常時でも包皮に炎症があります。
包茎手術への道(5)は診療日記39話をご覧ください。
投稿者 東京新宿メイルクリニック