「さらば!男の悩み」診療日記
第53話 心療(診療)日記~僕の包茎手術(仮性)~①(写真あり)
【普段から亀頭が露出している状態の人が抱いた、コンプレックス編】
ご挨拶
カレーライスは飲み物です。オニギリおかずにご飯を食べます。好きな言葉は「暴飲暴食」嫌いな言葉は「小食」の大食いスタッフのKと申します。
僕も人並み!?に自分のペニスにコンプレックスを持っていました。
友達に銭湯に誘われても友人に見られる恥ずかしさから「俺って、あんまり風呂好きじゃないからさぁ」と断ってみたり、プールや海に行った時(中学生ぐらいから)も周りのキョロキョロと目を気にしながら申し訳なさそうに着替えたり...。
人一倍気になっていたか?と聞かれれば、そうでは無いかもしれない。でも逆に言えば皆多かれ少なかれ自分のペニスにコンプレックスを持ってて、ソイツは凄く人に言いづらいタイプの相談な訳で...。でも、こんな僕でも思い切って手術してもらいました。
そう簡単に言っても手術に関しては、絶大なる不安や恐怖があると思います。誰だって同じです。僕だって、あなただって、だってだって怖いもんは怖いモン。
だから僕は、心療(診療)日記と題しまして、今後手術を受ける患者さんが怖さや不安を少しでも感じないようにこの日記を書きます。最後までお付き合い頂ければ光栄です。
先輩オーからのツッコミ1
顔の大きさとペニスの大きさが比例するとか、口の大きさとペニスの大きさが比例すると言う方がいますが、Kに限って言えばそれは迷信に過ぎません。Kの顔を見れば誰だって、あいつ珍長30cmはあるんじゃないか?とか、亀頭が肉まん位なのか?と思うかもしれませんが、私から言わせれば、まあまあ並位いでしょうか。500円でお釣りがくるサイズです。とりあえず亀頭が出ているので「よし」としておきましょう。
サイズ話はさておき、Kが手術を考えていた時の一言は今だに忘れられません。Kが新人だった頃、総院長が一番お気に入りのイタリアンダイニングで歓迎会を催したのですが、店で最高値のフォアグラのパスタをわんこそばの様に食べてしまった事から、こいつには遠慮や羞恥心や自尊心がないものと思いました。日に日に増す面の皮の厚さから、この世にコンプレックスと言う言葉には全く無縁な男が存在する事に妙な寒気を感じておりました。そんなKが人の金でウニイクラ丼の大盛りを3杯食べきった後の一言。
K「あっあのう~余っている皮、切ってもらいたいんです。」
オ「あまっている皮って、お前普段は亀頭が出ているじゃないか。」
K「いや、なんだかもたついて嫌なんですよ。彼女もいますし・・・・。」
オ「お前にもそんな感情があったのか。俺はてっきりただのゴリラかと思っていたぞ。」
K「・・・・・いちおう・・・にんげん・・・なんで・・・・・。」
行列のできるラーメン屋で5杯の替え玉をする程、KYな(空気読めない)Kにもコンプレックスがある事に嬉しく思いました。
不感症と思っていたKの思い詰めた心療日記とは、なかなか期待させる表記ですが、その前に上司からの一言。
おいKよ、お前余っている包皮を切除する前に、肥大している胃袋を切除しろ。お前を飲みに誘うと小遣いが1日でなくなる。
僕のコンプレックス・プロフィール
状態・仮性包茎
手術前の状態です。
左側・・ペニスは生き物です。油断をするとこんな状態に!!
中・・・剥いても包皮がダブついてカッコ悪い。
右側・・・引っ張って勃起時を仮定しても沢山、包皮の余りがありました(シワシワの部分)。
見た目
包茎が気になって裸の付き合いに積極的になれない(風呂・海水浴・プール)。男性用小便器で隣に見られない様に隠す。また、剥いても亀頭周辺にダブつきがありカッコ悪い。ついつい隠してしまう。付き合いが悪い奴と思われてないかという不安。
衛生面
包茎のジメジメした状態によって時には臭いを発したり、炎症を起こしたり、垢(俗に言うチンカス)がでやすかったりする。女性が嫌がるのでは?という不安。
早漏
普段、亀頭が守られている為、敏感でかなり早い。また、剥いた時の亀頭の下に来る薄皮(内板)の余りにより亀頭と皮のダブルで敏感。相手が満足しているか不安になる。正直落ち込む。
性行為
相手が満足しているか不安。勃起時にも皮の余りがある為、皮ごと動いてしまいゴムがずれ易く摩擦も弱い。男として自信喪失。
性病
一度亀頭に発疹の様なものが出来てから性病に対しての不安。不衛生な状態なので様々な性病への感染のリスクが高い。性行為を楽しめない。臆病になる。
先輩オーからのツッコミ2
私みたいに手術前、完全に亀頭が露出できていなければ、(診療日記第35話~第42話参照)上記のコンプレックスで思い悩むのは、よくわかりますが、平常時わりと亀頭は露出できていても、皮が余っていれば、同様にありとあらゆる不備を感じるのが良くわかりました。
見た目・衛生面・早漏・性行為の改善をしたい理由はよ~くわかったけど、性病ってお前風俗に誘っても来ないじゃないか。なになに、顔が大きすぎて風俗店の狭い入口に入れない?
・・・・・納得。
僕の手術前~不安との闘い~
何件も何件も自分のこの目で見てきた手術。
「麻酔の時は、力を入れてると余計に痛く感じるから出来るだけ力を抜いてて下さいねぇ~」...「出来るかー!」わかっていても、やっぱり怖い手術。この緊張感は凄い。頭では理解していてもやっぱり不安になる。この不安一言で言い表すと...言い表せません。
「ありえない。」「すごい。」「形容の言葉が見つからない。」僕の中では初めて女の子に告白した時と、その子にフラれた時が一遍にやってきた様な、それぐらいの心の揺れる衝撃があった。
百聞どころか、一見じゃなく十見も百見もしているのに、やっぱり不安だった。しっかり説明を受けても、先生の技術の高さを熟知していても拭い切れない不安・恐れそれにより、まず顔が強張った。度胸の据わってない僕だから手が震えた。足も震えた。極度の緊張からえずきも始まった。
実際は麻酔ってどれぐらい痛いんだろう?実は今までの患者さん達は歴戦の勇者ばかりで僕みたいな一般ピープルは痛くて死んでしまうのではないか?術後の痛みや腫れは大丈夫か?背後から一歩一歩と恐怖が襲ってきた。脅かす訳じゃない。これが僕の本音です。
ここで、これから手術を受ける皆さんへ一言、私は声を大にして言いたい事がある訳です。
「絶大なる勇気を振り絞り、ご来院いただいた患者様へ!」「それぞれのコンプレックスに立ち向かい、向き合い、悩み、考え、電話をかけ、もしくはメールを打ち、予約を取りご来院くださった患者様!!」「その勇士、あなたは既に偉人と言えます。」...ある偉い!?人が言いました。
「痛みに耐えて良く頑張った!感動した!!」
痛みにも色々と種類がありますが、悩み、不安という痛みに立ち向かったあなたのその生き様は凄く立派だと思います。心から尊敬します。そして、そんな患者様の手助けが出来る事を僕は心より嬉しく思います。痛みに耐えて頑張ったあなたはメイル・チルドレンと胸を張って言えることでしょう。今回の診療日記は、僕の体験を通して少しでも同じ悩みを持つ皆さんに知っている事を、伝えられたらと思って正直な気持ちで書いてみました。読み苦しい点も多々あるかとは思いますが、改めてご愛読の程、宜しくお願い致します。
先輩オーからのツッコミ3
イースター島に住んでいるような屈強な顔面を持つKではありますが、以外にも人の痛みが分かる人間で、不安をあからさまに表情に出す患者さんには、さっと手術台の横について手術への恐怖心から気がまぎれる様、気遣える点はさすが私の部下だと、ほめてあげたいところですが、その話のほとんどが大盛りの美学なので、それはさすがに頂けない。あまり脂っこい話では、気を落ち着かせて手術を受けている患者さんが、逆に気持ち悪くなるぞ。たまには私みたいに、キャバクラの話とか、セク○ラの話とか、ヘルスでの珍道中とかバラエティーに富んだ?話で患者さんをなごませてくれ。
おいKよ、痛みの分かるお前には分かるはずだ。でもその前に胃袋切ってこい。
準備
手術に関してしっかり話を聞いたら、いよいよ手術の準備に入ります。ベットに寝たら緊張するかもしれませんので「手でも握りましょうか?」と聞く事もあると思いますが、僕は汗っかきで手は四六時中ベトベトなのでオススメは出来ません。優しさに騙されないように気を付けましょう。
冗談はさておき、まず始めに手術に余分な毛を剃っていきます(陰茎根元の毛だけでお腹の陰毛は剃りませんのでご安心下さい)。電気カミソリで剃るので音がビックリするかも知れませんが、音の割には意外とソフトな剃り心地なので心配しないで下さいね。毛を剃り終えたら消毒をして準備は完了です。僕が変なのかもしれませんが、消毒はヒンヤリして気持ち良かった記憶があります。皆さんはどう感じるでしょう。
癖にならないように気を付けましょう。
治療準備完了
消毒後の状態。準備は万端です。
準備完了につき麻酔が始まります。ここで一つアドバイス!!そうです。例の「麻酔の時は、力を入れてると余計に痛く感じるから出来るだけ力抜いてて下さいねぇ~」の出番です。僕みたいな臆病者に出来たのだから全然、大丈夫です。力を抜いた方が確実に痛くなかったです(試してみました)。変な言い方かも知れませんが、どなた様も頑張って力を抜く事に力を入れましょう。
実際の所、麻酔は全く痛くないと言ったら嘘になりますが、正直な感想としては「思ったより痛くないなぁ。」「スグ終わっちゃうから何てことない。」という事が言えます。ここで僕が気づいた事は人間というのは思ったよりも想像力が豊かなので痛いとか怖いとか想像すると余計にそう感じる傾向にあるのでは?という事です。だから、騙されたと思って最初からたいした事ないと自分自身に言い聞かせて麻酔に臨んで下さい。騙されたぁ~とは思わないハズですよ。
そんなこんなで麻酔が終わったら効いてくるまで少し休憩します。退屈だったら遠慮なくスタッフとお話していて下さい。そしてスタッフが、お喋り過ぎて五月蠅かったらやんわりと優しく「ウザいよ」と伝えてあげて下さい。
先輩オーからのツッコミ4
麻酔にも3種類あるんだけど、総院長のブロック麻酔と、俺のお寒いギャグと、看護師の脇腹ツネリとどれがいいと聞くと、「ブロック麻酔。」と即答。お前一生俺についてくるって言ったのに嘘つきじゃないか。・・・・・騙されたぁ~。
アレ?全然麻酔痛がってない。つまんねーの。
心療(診療)日記・僕の包茎手術②は診療日記54話をご覧ください
ご挨拶
カレーライスは飲み物です。オニギリおかずにご飯を食べます。好きな言葉は「暴飲暴食」嫌いな言葉は「小食」の大食いスタッフのKと申します。
僕も人並み!?に自分のペニスにコンプレックスを持っていました。
友達に銭湯に誘われても友人に見られる恥ずかしさから「俺って、あんまり風呂好きじゃないからさぁ」と断ってみたり、プールや海に行った時(中学生ぐらいから)も周りのキョロキョロと目を気にしながら申し訳なさそうに着替えたり...。
人一倍気になっていたか?と聞かれれば、そうでは無いかもしれない。でも逆に言えば皆多かれ少なかれ自分のペニスにコンプレックスを持ってて、ソイツは凄く人に言いづらいタイプの相談な訳で...。でも、こんな僕でも思い切って手術してもらいました。
そう簡単に言っても手術に関しては、絶大なる不安や恐怖があると思います。誰だって同じです。僕だって、あなただって、だってだって怖いもんは怖いモン。
だから僕は、心療(診療)日記と題しまして、今後手術を受ける患者さんが怖さや不安を少しでも感じないようにこの日記を書きます。最後までお付き合い頂ければ光栄です。
先輩オーからのツッコミ1
顔の大きさとペニスの大きさが比例するとか、口の大きさとペニスの大きさが比例すると言う方がいますが、Kに限って言えばそれは迷信に過ぎません。Kの顔を見れば誰だって、あいつ珍長30cmはあるんじゃないか?とか、亀頭が肉まん位なのか?と思うかもしれませんが、私から言わせれば、まあまあ並位いでしょうか。500円でお釣りがくるサイズです。とりあえず亀頭が出ているので「よし」としておきましょう。
サイズ話はさておき、Kが手術を考えていた時の一言は今だに忘れられません。Kが新人だった頃、総院長が一番お気に入りのイタリアンダイニングで歓迎会を催したのですが、店で最高値のフォアグラのパスタをわんこそばの様に食べてしまった事から、こいつには遠慮や羞恥心や自尊心がないものと思いました。日に日に増す面の皮の厚さから、この世にコンプレックスと言う言葉には全く無縁な男が存在する事に妙な寒気を感じておりました。そんなKが人の金でウニイクラ丼の大盛りを3杯食べきった後の一言。
K「あっあのう~余っている皮、切ってもらいたいんです。」
オ「あまっている皮って、お前普段は亀頭が出ているじゃないか。」
K「いや、なんだかもたついて嫌なんですよ。彼女もいますし・・・・。」
オ「お前にもそんな感情があったのか。俺はてっきりただのゴリラかと思っていたぞ。」
K「・・・・・いちおう・・・にんげん・・・なんで・・・・・。」
行列のできるラーメン屋で5杯の替え玉をする程、KYな(空気読めない)Kにもコンプレックスがある事に嬉しく思いました。
不感症と思っていたKの思い詰めた心療日記とは、なかなか期待させる表記ですが、その前に上司からの一言。
おいKよ、お前余っている包皮を切除する前に、肥大している胃袋を切除しろ。お前を飲みに誘うと小遣いが1日でなくなる。
僕のコンプレックス・プロフィール
状態・仮性包茎
手術前の状態です。
左側・・ペニスは生き物です。油断をするとこんな状態に!!
中・・・剥いても包皮がダブついてカッコ悪い。
右側・・・引っ張って勃起時を仮定しても沢山、包皮の余りがありました(シワシワの部分)。
見た目
包茎が気になって裸の付き合いに積極的になれない(風呂・海水浴・プール)。男性用小便器で隣に見られない様に隠す。また、剥いても亀頭周辺にダブつきがありカッコ悪い。ついつい隠してしまう。付き合いが悪い奴と思われてないかという不安。
衛生面
包茎のジメジメした状態によって時には臭いを発したり、炎症を起こしたり、垢(俗に言うチンカス)がでやすかったりする。女性が嫌がるのでは?という不安。
早漏
普段、亀頭が守られている為、敏感でかなり早い。また、剥いた時の亀頭の下に来る薄皮(内板)の余りにより亀頭と皮のダブルで敏感。相手が満足しているか不安になる。正直落ち込む。
性行為
相手が満足しているか不安。勃起時にも皮の余りがある為、皮ごと動いてしまいゴムがずれ易く摩擦も弱い。男として自信喪失。
性病
一度亀頭に発疹の様なものが出来てから性病に対しての不安。不衛生な状態なので様々な性病への感染のリスクが高い。性行為を楽しめない。臆病になる。
先輩オーからのツッコミ2
私みたいに手術前、完全に亀頭が露出できていなければ、(診療日記第35話~第42話参照)上記のコンプレックスで思い悩むのは、よくわかりますが、平常時わりと亀頭は露出できていても、皮が余っていれば、同様にありとあらゆる不備を感じるのが良くわかりました。
見た目・衛生面・早漏・性行為の改善をしたい理由はよ~くわかったけど、性病ってお前風俗に誘っても来ないじゃないか。なになに、顔が大きすぎて風俗店の狭い入口に入れない?
・・・・・納得。
僕の手術前~不安との闘い~
何件も何件も自分のこの目で見てきた手術。
「麻酔の時は、力を入れてると余計に痛く感じるから出来るだけ力を抜いてて下さいねぇ~」...「出来るかー!」わかっていても、やっぱり怖い手術。この緊張感は凄い。頭では理解していてもやっぱり不安になる。この不安一言で言い表すと...言い表せません。
「ありえない。」「すごい。」「形容の言葉が見つからない。」僕の中では初めて女の子に告白した時と、その子にフラれた時が一遍にやってきた様な、それぐらいの心の揺れる衝撃があった。
百聞どころか、一見じゃなく十見も百見もしているのに、やっぱり不安だった。しっかり説明を受けても、先生の技術の高さを熟知していても拭い切れない不安・恐れそれにより、まず顔が強張った。度胸の据わってない僕だから手が震えた。足も震えた。極度の緊張からえずきも始まった。
実際は麻酔ってどれぐらい痛いんだろう?実は今までの患者さん達は歴戦の勇者ばかりで僕みたいな一般ピープルは痛くて死んでしまうのではないか?術後の痛みや腫れは大丈夫か?背後から一歩一歩と恐怖が襲ってきた。脅かす訳じゃない。これが僕の本音です。
ここで、これから手術を受ける皆さんへ一言、私は声を大にして言いたい事がある訳です。
「絶大なる勇気を振り絞り、ご来院いただいた患者様へ!」「それぞれのコンプレックスに立ち向かい、向き合い、悩み、考え、電話をかけ、もしくはメールを打ち、予約を取りご来院くださった患者様!!」「その勇士、あなたは既に偉人と言えます。」...ある偉い!?人が言いました。
「痛みに耐えて良く頑張った!感動した!!」
痛みにも色々と種類がありますが、悩み、不安という痛みに立ち向かったあなたのその生き様は凄く立派だと思います。心から尊敬します。そして、そんな患者様の手助けが出来る事を僕は心より嬉しく思います。痛みに耐えて頑張ったあなたはメイル・チルドレンと胸を張って言えることでしょう。今回の診療日記は、僕の体験を通して少しでも同じ悩みを持つ皆さんに知っている事を、伝えられたらと思って正直な気持ちで書いてみました。読み苦しい点も多々あるかとは思いますが、改めてご愛読の程、宜しくお願い致します。
先輩オーからのツッコミ3
イースター島に住んでいるような屈強な顔面を持つKではありますが、以外にも人の痛みが分かる人間で、不安をあからさまに表情に出す患者さんには、さっと手術台の横について手術への恐怖心から気がまぎれる様、気遣える点はさすが私の部下だと、ほめてあげたいところですが、その話のほとんどが大盛りの美学なので、それはさすがに頂けない。あまり脂っこい話では、気を落ち着かせて手術を受けている患者さんが、逆に気持ち悪くなるぞ。たまには私みたいに、キャバクラの話とか、セク○ラの話とか、ヘルスでの珍道中とかバラエティーに富んだ?話で患者さんをなごませてくれ。
おいKよ、痛みの分かるお前には分かるはずだ。でもその前に胃袋切ってこい。
準備
手術に関してしっかり話を聞いたら、いよいよ手術の準備に入ります。ベットに寝たら緊張するかもしれませんので「手でも握りましょうか?」と聞く事もあると思いますが、僕は汗っかきで手は四六時中ベトベトなのでオススメは出来ません。優しさに騙されないように気を付けましょう。
冗談はさておき、まず始めに手術に余分な毛を剃っていきます(陰茎根元の毛だけでお腹の陰毛は剃りませんのでご安心下さい)。電気カミソリで剃るので音がビックリするかも知れませんが、音の割には意外とソフトな剃り心地なので心配しないで下さいね。毛を剃り終えたら消毒をして準備は完了です。僕が変なのかもしれませんが、消毒はヒンヤリして気持ち良かった記憶があります。皆さんはどう感じるでしょう。
癖にならないように気を付けましょう。
治療準備完了
消毒後の状態。準備は万端です。
準備完了につき麻酔が始まります。ここで一つアドバイス!!そうです。例の「麻酔の時は、力を入れてると余計に痛く感じるから出来るだけ力抜いてて下さいねぇ~」の出番です。僕みたいな臆病者に出来たのだから全然、大丈夫です。力を抜いた方が確実に痛くなかったです(試してみました)。変な言い方かも知れませんが、どなた様も頑張って力を抜く事に力を入れましょう。
実際の所、麻酔は全く痛くないと言ったら嘘になりますが、正直な感想としては「思ったより痛くないなぁ。」「スグ終わっちゃうから何てことない。」という事が言えます。ここで僕が気づいた事は人間というのは思ったよりも想像力が豊かなので痛いとか怖いとか想像すると余計にそう感じる傾向にあるのでは?という事です。だから、騙されたと思って最初からたいした事ないと自分自身に言い聞かせて麻酔に臨んで下さい。騙されたぁ~とは思わないハズですよ。
そんなこんなで麻酔が終わったら効いてくるまで少し休憩します。退屈だったら遠慮なくスタッフとお話していて下さい。そしてスタッフが、お喋り過ぎて五月蠅かったらやんわりと優しく「ウザいよ」と伝えてあげて下さい。
先輩オーからのツッコミ4
麻酔にも3種類あるんだけど、総院長のブロック麻酔と、俺のお寒いギャグと、看護師の脇腹ツネリとどれがいいと聞くと、「ブロック麻酔。」と即答。お前一生俺についてくるって言ったのに嘘つきじゃないか。・・・・・騙されたぁ~。
アレ?全然麻酔痛がってない。つまんねーの。
心療(診療)日記・僕の包茎手術②は診療日記54話をご覧ください
投稿者 東京新宿メイルクリニック